英語耳を育てるおススメ映画10+5本を独断で厳選!リスニング力アップは映画で☆

映画はなによりもリアルな教科書

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いきなりですが、映画見放題アプリはもうお持ちですか?

Netflix・Amazonプライムビデオ・Hulu・dTV・U-NEXTなど、今では多くの動画配信サービスがあります。ちなみに私は半年ほど前からNetflixの会員なのですが、ここだけの話、Netflixのおかげでリスニング力が格段に上がりました。それまで、映画で英語学習をしようと思ったことは何度もありましたが、映画館に行くのはお金がかかるし、DVDを借りると返却は手間だわ期限内に見る時間がないわで、上手くいきませんでした。でも、Netflixを手にしてからというもの、お金も手間もそれほどかけずに多くの洋画を見るようになったのです。

映画見放題アプリの優れた点は、場所を選ばないことです。ダウンロードさえしておけば、辛い通勤電車も楽しい英語学習に変わります!実際、私は一週間に3本のペースで洋画を見るようになってから、ぐんぐんとリスニング力が向上し、発音やスラングの使い方に対する理解も深まりました。

そんな自分の体験から、映画を使った英語学習は心からのおススメをできるので、ぜひ試してみてください♪

映画で英語学習をするときのポイント

映画で英語学習する上で、気を付けるべきポイントが3つあります。これを間違えてしまうと、ただの娯楽時間になってしまうので気を付けてください。

知っている映画から始める

洋画に慣れるまでは、ストーリーに馴染みのある映画から見始めましょう。一度見たことのあるストーリーなら、音声が英語でも内容が入りやすいからです。また、繰り返し何度も見てみてください。一度目より二度目、二度目より三度目と、どんどん聞き取れる単語が増えていくのを感じると思いますよ。ある程度慣れてきたら、新しいものを沢山見ましょう!

英語音声・英語字幕で見る

英語音声・日本語字幕で「英語を聞いた気になっている人」要注意です!日本語字幕をはじめから利用してしまうと、字幕を読むことに気を取られてしまい、英語の音声が入ってこなくなります。

洋画を見る際に必要なのは、全部の内容を理解することではなく、文脈をくみ取る姿勢です。実際日本語の映画だと、滑舌が悪かったり、何を言っているのか聞き取れなくても、なんとなく理解できませんか?そういった文脈理解の力を鍛えるためにも、英語音声・英語字幕をおススメします。どうしても難しいと思う方は、理解できなかったセリフまで巻き戻して、日本語字幕に切り替えて確認しましょう。二度目の際の日本語字幕は、おそらく音声も耳に入ってきて「あぁ、この言葉はこういうことだったんだ」と感じることができます。

お気に入りのフレーズを口ずさむ

インプットしたものは、きちんとアウトプットしてあげてください。映画を見ていて「この表現いいな」と思ったものは、何度も自分の口から発してみることで自分の言葉になります。

ちなみに私は「Are you with anyone?」というセリフがきっかけで、日本語字幕を卒業しました。だれか付き合ってる人いるの?という意味で「Are you seeing anyone」というメジャーな言い方があるのは知っていましたが、日本人にとって恋人がいるかの質問って「Do you have a boyfriend(girlfriend)?」が正解っぽく見えませんか?でもネイティブは基本的にこうは言いません。

このように、日本語字幕で見ていたらスルーしてしまう重要表現はたくさんあるので、英語音声・英語字幕はおススメですし、いいなと思った言葉は暗記するまで口ずさむことも効果があります!(実際、このセリフは口ずさみすぎて覚えているのに、何の映画だったかは思い出せません。笑)口ずさむとき、発音まで気を付けられたらもっと英語力がアップしますよ♪

関連記事⇒カタカナ英語は直せます。英語を綺麗に発音するための6つのポイント!

英語耳を育てるおススメ映画

ここからは、初級レベルの人におススメしたい映画を10作品紹介します。気になった作品は予告編の動画を見てみてください♪

初級レベルの素敵な洋画10選!

Finding Nemo(ファインディング・ニモ)

言わずと知れたディズニーの名作、ファインディング・ニモ。世界中の子供から大人までを楽しませてくれる素敵な作品です。ニモのストーリーは幼児用の絵本にもなっていて、使われているセリフがかなり易しいので初級者さんにおすすめです。ディズニーの作品は基本的にシンプル且つ丁寧な英語表現なので、はじめてでも抵抗感なく楽しめますよ♪

Frozen(アナと雪の女王)

最近の名作ですね。主題歌の「Let it go」を「ありのままで」として日本語版で訳したことからもわかるように、英語版と日本語版では言葉のニュアンスが違います。セリフから読み取れる人々へのアプローチ法も異なるので、日本語版を見た後で英語版を見ると映画に奥行きが増します。また、この映画は歌で学べるというのも魅力の一つです。それにしても、オラフが可愛い(笑)

My Neighbor Totoro(となりのトトロ)


スタジオジブリのとなりのトトロは、My Neighbor Totorotというタイトルで英語版がDVD化されています。誰もが知ってる「トトロ!あなたトトロって言うのね!」というメイのセリフは英語版だと「To To Ro? That’s it! I bet your name is Totoro, isn’t it?」となっています。日本語のニュアンスの難しさを感じますね。また、カンタがサツキに「…ん。」と傘を差しだす名シーンも、海外の文化風にアレンジされていたりと、かなり見ていて面白いですよ。

Kiki’s Delivery Service(魔女の宅急便)

魔女の宅急便の英語版は、セリフのほとんどが中学一年生で習う単語なので、スタディサプリEnglishのレベル1を修了していれば大丈夫です♪ちなみに、挿入歌や黒猫ジジの声に、ネット上では驚きの声続出なので、一度見てみてください(笑)

Home Alone(ホームアローン)

1990年に公開され、全5作まである大人気のコメディ映画です。クリスマスをパリで過ごすために飛行機に乗った大家族のケビン一家は、末っ子のケビンを家に置いてきてしまいます。その頃、ケビンは家に忍び込んだ泥棒を追い払うために一人で戦っているのです。これはそんな勇敢でいたずら好きな少年のお話。悪者も出てきますが、子供の映画なのでスラングや早口が少なく、英語学習に最適です。

ted(テッド)


見た目は可愛いクマのテッドから次々にスラングが飛び出します。ホームアローンとは打って変わって、多くのスラングや早口に触れられますが、使用されている英語が比較的易しいので、初級者でも大丈夫なんです。字幕がなくても理解できるシーンも数多くあるので、ぜひチャレンジしてほしい作品です。もし気に入ったら続編もチェックしてください!

Roman Holiday(ローマの休日)


白黒のロマンス映画で、品の良い自然な英語に溢れています。「『ローマの休日』を観るだけで英語の基本が身につくDVDブック」という本も発売されているほど、英語学習に適した作品です。

Titanic(タイタニック)

英国客船タイタニック号沈没事件という実話を基にしたラブロマンス作品です。何度も見た作品なのに、予告動画だけで何度だって引き込まれてしまいます。愛のささやきなど、人生で一度は使ってみたいロマンチックなセリフが盛りだくさんなので、男性は特に必見です!

The King’s Speech(英国王のスピーチ)


吃音に悩む英国王ジョージ6世が、第二次世界大戦前夜に感動的なスピーチで国民の心を動かすという奇跡の実話。本格的な発音のイギリス英語や、スピーチで使われるフォーマルな言葉の言い回しを学ぶことができます。その分出てくる単語の難易度も中級レベルに上がるので、洋画に慣れてきたころに見ることをお勧めします。

Before Sunrise(恋人までの距離)


1時間45分、ひたすらに主人公の男女が会話をしています。日本語の字幕に頼らないと内容が理解しづらく、私は4回見直しました。この映画はただのラブストーリーで終わらず、考え方や教養も磨くことができるので、この記事では10作品目のおススメにしました。ちなみに「Before Sunset」「Before Midnight」という続編もあり、どれも泣けるので興味を持った人はぜひそちらも見てみてください(^▽^)!

番外編

英語学習とは別に、ほんと~~~~~うにお勧めしたい私の大好きな作品を紹介します。英語音声・英語字幕に慣れてきて、時間のある人はぜひ見てください。

Intouchables(最強のふたり)


スラム街出身で無職の黒人青年ドリスと、パリの大富豪だが首から下が麻痺したフィリップ。相容れない二つの世界が衝突し、混じり合っていくお話。「人生はこんなにも予測不可能で、こんなにも垣根がなく、こんなにも心が躍り、こんなにも笑えて、涙があふれる。」格差や人種といった社会的問題から、信頼とは何かという普遍的な問題まで、考えさせられる素敵な作品です。

LEON(レオン)


家族と大切な弟を惨殺された少女マチルダと、殺し屋レオンの奇妙な純愛を描いた作品。「Is life always this hard, or is it just when you’re a kid?(大人になっても人生は辛い?それとも、子供の時だけ?」というマチルダの問いに対して「Always like this.(いつだって辛いさ。)」とレオンが答えるシーンは、なんだか胸が熱くなります。ラストシーンの衝撃も、言葉では語れません。

The Fault In Our Stars(きっと、星のせいじゃない)


末期のガンを患う少女と、骨肉腫で片足を切除した青年の切ない恋のお話。全米ベストセラー小説の映画版で、脚本は「500日のサマー」を手掛けたコンビ、主題歌はエド・シーランの書下ろし。最後の最後まで感動できるので、泣きたい夜のお供に。

Whiplash(セッション)


音大の鬼教師と、偉大なドラマーを夢見る若者と、迫力あるドラムサウンド。音楽に触れた経験のある人もない人も、必ず心震える「音」があります。また、鬼教師の言葉は、「You are here for a reason.(ここにいる理由があるんだ。)」など、深い教訓が多いです。

Silence(沈黙ーサイレンスー)


遠藤周作さんの原作がマーティン・スコセッシ監督のもとで映画化。キリスト教布教によって日本人が無残に迫害されるのを見た司祭が、神はなぜ沈黙しているのかと問う作品。江戸時代の内容なので現代的ではありませんが、英語も日本文化も学ぶことができます。歴史を過去と割り切らせない、考えさせられる内容です。

まとめ

リスニング力を鍛えるおススメの映画はいかがでしたか?

英語学習に映画は効果的じゃない!と言う人もいるかもしれません。確かに、ただ映画を眺めているだけでリスニング力が伸びるわけではありませんし、本当に効果を出そうと思ったら分からない単語やフレーズを逐一メモして記憶を定着させる必要があります。

でも、私がここで伝えたいのは「好きこそものの上手なれ」ということです。映画を通して生の発音・会話を聞く、その国独自の文化を知る、自分の国を見つめる。映画はそんなきっかけを与えてくれます。そして何より、楽しいです☆

スタディサプリEnglish 日常英会話編で英語の軸を理解すると、もっと洋画が理解できる。映画のネイティブスピードに慣れると、スタディサプリEnglishのリスニングがスムーズに学習できる。どちらの良いところも有効活用して、これからも英語力を上げていきましょう♪

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